翡翠(ひすい)とタンザナイト系
ども。
今日は場所を変えてもろもろ業務を
していたらもう夕方に。。。
やはり朝、時間を決めてやるのが
いいな(ルーティン化)
そのあと、Twitterでつぶやけるし。
翡翠(ひすい)と硬度6系の鉱物をやります。
※漢字むず
今は流行りのタンザナイトも入っているので
どれどれ。
もくじ
翡翠(ひすい)
硬度6系鉱物(タンザナイト含む)
市場相場
まとめ
翡翠(ひすい)
鉱物種:ジェダイト(翡翠輝石)
翡翠はジェダイト呼ばれる鉱物から成る。
日本では各地の遺跡から
縄文中期(紀元前3000年前)から
発見されたとされる。
19世紀にミャンマーから
日本へもちこまれた。
ジェダイトは小さな結晶の集合体であるため、
樹脂含浸や着色が容易。
●翡翠
鉱物種:ジェダイト
産地:ミャンマー、グアテラマ、日本
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:220万円、JQ:60万円、AQ:12万円
半透明で緑のジェード(ひすい)がインペリアルジェード。
日本では翡翠を呼ばれる。
靭性(じんせい:材料の粘り強さ)は
ダイヤモンドをしのぎ、耐久性の高い宝石。
翡翠の品質のポイントは透明度。
極上の翡翠は新聞紙の上に置いても
文字が読める。
●ラベンダージェード
主要な色相のすべて産出。
ジェードは色彩に富む宝石で、
白と黒以外の7色の色相がある。
なかでも、白~無色の
「アイスジェード」は特に珍しい。
硬度6系鉱物(タンザナイト含む)
●クンツァイト
鉱物種:スポジュミン(リチア輝石)
産地:ブラジル、アフガニスタン
クンツァイトはカッター泣かせの
宝石として知られている。
劈開成がとても強く、少しの衝撃で
割れたり欠けやすい。
多色性あり。
●アキシナイト
鉱物種:アキシナイト(斧石)
産地:ミャンマー、タイ、スリランカ、ベトナム、マダガスカル
結晶が斧の頭のような形をしていることから
アキシナイトと名付けられた。
透明度が高く茶褐色が一般的。
キズが多く、主にコレクターズアイテム。
「スモーキークオーツ」に似ている。
●ズルタナト
鉱物種:ダイアスボア(ダイアスボア)
産地:トルコ
ギリシャ語で散らばるという意味。
加熱するとパチパチと音を立ててはじける。
光線により緑からピンクに変わったりもする。
●シンハライト
鉱物種:シンハライト(シンハラ石)
産地:スリランカ、ミャンマー
ペリドットと似ている
(長い間、茶色のペリドットと思われていた)
サンスクリット語のシンハラからきている。
ほとんど茶色。
●アイドクレース
鉱物種:ベスビアナイト(ベスブ石)
産地:ロシア、米国
イタリアのベスビアス火山から名付けられた。
通常、茶色から緑、淡黄緑色。
●タンザナイト
鉱物種:ゾイサイト(灰簾石)
産地:タンザニア
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:50万円、JQ:25万円、AQ:12万円
1960年代にタンザニアで発見。
1967年にティファニーによって命名。
美しく価格が手ごろなことから
アメリカで人気。
硬度が低く欠けやすいのが難点。
●ゾイサイト
鉱物種:ゾイサイト(灰簾石)
産地:スペイン、ドイツ、スコットランド、イタリア、タンザニア
ゾイサイトはスロベニアの鉱物コレクター
ジグムント・ゾイス氏にちなんで命名。
1805年にオーストリアで発見。
●ムーンストーン
鉱物種:オーソクレーズ
産地:ミャンマー、スリランカ、インド、タンザニア
古くから月の光が凝固したものと信じられている。
19世紀後半、ヨーロッパのジュエリーに用いられた。
石の色は、オレンジ、黄色もあるが
白系が好まれる。
最大の特徴はシーン(ムーンストーン効果)で
アルバイトと微細な互層構造をつくったとき
青白い光を発する。
ムーンストーンは透明度、
シーンの出方と姿、形の良し悪しが
選ぶときのポイント。
●オーソクレーズ
鉱物種:オーソクレーズ
産地:ミャンマー、スリランカ、インド、ブラジル、タンザニア
二方向の劈開が直交し
「直角な割れ目」を意味するギリシャ語から命名。
鉱物種:マイクロクライン
産地:ロシア、米国、ブラジル、ペルー
●アマゾナイト
アマゾナイトは窯業原料や研磨剤として
利用される鉱物。
このうち、鉛を含有する青緑色のものは
アマゾナイトの名で市場に出ている。
●サンストーン(オリゴグレース)
鉱物種:オリゴクレース
産地:ノルウェー、米国、インド
宝石種のサンストーンは、
カボションに磨くと内包物の微細な
ヘマタイトが光を反射して赤く輝く。
●サンストーン(ラブラドライト)
鉱物種:ラブラドライト
産地:米国オレゴン州、チベット
サンストーンは、アベンチュレッセ
(自然銅の結晶内包物が要因のきらめき)
が見られる石の総称。
ラブラドライトの変種できらめきが特徴。
●ラブラドライト
鉱物種:ラブラドライト
産地:マダガスカル、フィンランド、ロシア、インド、メキシコ
1770年にカナダのセントポール島で発見。
後にロシアやフィンランドでも発掘。
閃光を放つユニークな宝石。
●エピドート
鉱物種:エピドート(緑簾石)
産地:オーストラリア、パキスタン
一つの側面が他の側面より広いことから、
増加するという意味を持つギリシア語
エピドシスから命名。
鉄が多いピスタチオの実のように
緑になるこから「ピスタサイト」とも
呼ばれる。
●スキャポライト
鉱物種:スキャポライト(柱石)
産地:ミャンマー、スリランカ、タンザニア
結晶が柱状であることから
ギリシャ語の棒を意味するスカポス
と石のライトを合わせて命名。
屈折率が近いアメシストやトパーズにも
似ていて見間違うこともある。
●プレーナイト
鉱物種:プレーナイト(ぶどう石)
産地:オーストラリア、スコットランド、南アフリカ
1788年に最初に発見したオランダの軍人
プレーン大佐から命名。
半透明の淡い緑で産出される。
●ネフライト・ジェード
鉱物種:ネフライト
産地:中国、ロシア、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
古くからジェダイトと同じ鉱物。
古代中国では彫刻の素材と珍重。
●シリマナイト
鉱物種:シリマナイト
産地:スリランカ、ミャンマー、ブラジル
アンダリュサイトやカイアナイトと
同じ化学組成からなるが、
結晶時の温度と圧力の違いから
異なる結晶構造になった。
●ベニトアイト
鉱物種:ベニトアイト
産地:米国
サファイアに似た小粒の希少石。
1907年発見当時はサファイアと混同。
青が大部分だが、無色やピンクもある。
分散光と二色性が強い。
●パイライト
鉱物種:パイライト
産地:スペイン、ボリビア、ペルー、メキシコ、ルーマニア、スウェーデン、米国
濃い真鍮色で金に似ていることから
Fool's gold(愚者の金)と呼ばれてきた。
市場相場
ひすい
クンツァイト
タンザナイト
ベニトアイト
まとめ
ふー--。
このシリーズは長かった
特に興味があったのは
タンザナイトとベニトアイト。
ベニトアイトはアメリカでしかとれなく
希少性が高そう
タンザナイトはタンザニアからとれるが
タンザニアって紛争地域とかではなかったっけ?
調べたら、タンザニアは現在は紛争地域ではなさそう
タンザニア詳細(外務省)↓
アフリカの紛争地域(外務省)↓
アフリカはこれから間違いなく発展していくだろうが
今は仕入れにいくのは少し怖いな。。
では。