今日はトルマリンとガーネット
ども。
高校野球も準決勝の大詰めまで
来ている中、Let's start to Studing ColorStone!
(急に英語w)
本日はトルマリンとガーネットについて。
毎日ブログ記事としてアップしていけば
意外と無理なく続いていける(^^♪
本日も宝石図鑑から学んでいきます。
もくじ
トルマリン
ガーネット
市場相場
まとめ
トルマリン
鉱物種:トルマリン(電気石)
トルマリンは複雑な結晶構造で
微量成分の違いであらゆる色をもつ。
スリランカのシンハラ族の言語で
石の砂礫(されき:砂や小石)を意味する
「トルマリ」からきている。
静電気を生じ、埃を吸い寄せることから
電気石とも呼ばれる。
トルマリンのうち、宝石となるものは
大部分がエルバイト(リチア電気石)で、
含まれる元素の微妙な違いで
多彩な色がなる。
●グリーントルマリン
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:20万円、JQ:7万円、AQ:2万円
産地:ブラジル
18世紀まではエメラルドと混同されていた。
選ぶときは、色が濃すぎるのは
避けたほうが良いとのこと。
●バイカラートルマリン
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:20万円、JQ:10万円、AQ:3万円
産地:ブラジル
バイカラートルマリンは
一つの結晶にピンクとグリーン、ブルーなど
2色以上が見られる不思議な石のこと。
色のバランスで市場価値が決まる。
●ウォーターメロントルマリン
産地:ブラジル
スイカの輪切りのような色合い。
●トルマリンキャッツアイ
産地:ブラジル
色の境目が光ることも。
●パライバトルマリン
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:150万円、JQ:40万円、AQ:4万円
産地:ブラジル、モザンビーク、ナイジェリア
ブラジルのパライバ州バラウラ村から
産出されたため、このような名前になった。
1989年の1年間は本格的に産出されたが、
それ以降はほとんどでてない。
一定量の銅を含むトルマリンは
「パライバトルマリン」と呼ばれる。
ルビーやサファイヤ、エメラルドのように
伝統に裏打ちされた価値はないが
人気の高い宝石らしい。
ネオンブルーが最も人気
従来のトルマリンには見られない
非常に鮮やかなブルー、グリーンの
色が特徴。
●カナリートルマリン、インディコライト、ルーベライト
産地:ザンビア、ブラジル
トルマリンは、
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫
すべての色がある。
ガーネット
ザクロを意味するラテン語からきており、
日本では「ザクロ石」とも呼ばれる。
化学組成の特徴から2系統に分かれる。
①アルミニウムガーネット
(パイローブ、アルマンダイト)
②カルシウムガーネット
(グロシュラライト、アンドラダイト)
赤系のガーネットは
数千年の歴史をもつ。
他はオレンジ、黄色、緑系の色。
青や紫系はガーネットにはない。
ガーネットは多様な種類を持つらしいが、
ちょっとわかりにくかった。。。
ので、上記の①アルミウム系と②カルシウム系の
2種類をまず抑える。
そして、青と紫の色はないのね。
●パイロープガーネット
鉱物種:パイロープガーネット
産地:オーストラリア、チェコ、南アフリカ、米国
パイロープとはギリシア語で
「火」をあらわす「ピロポス」からなる
パイロープは黒っぽいものが多い。
ほとんどが大部分が小粒。
そのため昔から集合させて
リングやブローチに仕立てることが多い。
●アルマンダイトガーネット
鉱物種:アルマンダイトガーネット
産地:モザンビーク、マダガスカル、スリランカ、
ミャンマー、インド、ブラジル、オーストラリア
トルコの都市アラバンダからきている。
●ロードライトガーネット
鉱物種:パイロープガーネット、アルマンダイトガーネット
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:7万円、JQ:3万円、AQ:1万円
独特の紫がかかった赤が特徴
ローライトガーネットは
パイロープとアルマンダイトの固溶体。
●スペサルタイトガーネット
鉱物種:スペサルタイトガーネット
産地:ナミビア、ナイジェリア、タンザニア
●ツァボライト
鉱物種:グロシュラライトガーネット
産地:ケニア、タンザニア
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:120万円、JQ:80万円、AQ:30万円
1968年にケニアのツァボ公園から発見された。
これにティファニー社「ツァボライト」と命名。
屈折率がサファイアに近い1.74で
よく輝き、硬度も固いことで
宝石として優れている。
●グロシュラライトガーネット
鉱物種:グロシュラライトガーネット
産地:ケニア、タンザニア、スリランカ
緑の他に無色、黄色、茶色がある。
由来はグースベリー(セイヨウスグリ)の学名、
グロシュラーから名付けられた。
●ディマントイドガーネット
鉱物種:アンドラダイトガーネット
産地:ナミビア、マダガスカル
※市場相場目安(1ctサイズ)
GQ:120万円、JQ:60万円、AQ:20万円
1960年代からロシアのウラル山脈で採掘。
力のあるグリーンの宝石。
●アンドライダイトガーネット
鉱物種:アンドラダイトガーネット
産地:ロシア、イタリア、ドイツ、米国、ナミビア、マダガスカル
ダイヤモンドよりも分散光が強い。
●アイオライト
鉱物種:コーディエライト
産地:ミャンマー、スリランカ、インド
※市場相場目安(3ctサイズ)
GQ:7万円、JQ:3万円、AQ:2万円
ギリシャ語で青紫を意味するイオスと
石を意味するライトから成る。
サファイアの青と水の透明感から
ウォーターサファイア呼ばれる。
アイオライトは多色性の強い宝石。
●アンダリュサイト
鉱物種:アンダリュサイト
産地:ブラジル
スペインのアンダルシア州から
産出されたことが名前の由来。
硬度は7と高い。
多色性の為、光線によって色の変化がある。
一見するとアレキサンドライトに似ている。
落ち着きを感じさせる褐色の色。
●デュモルティエライト
鉱物種:デュモルティエライト
産地:ブラジル、フランス、インド、カナダ、マダガスカル、
モザンビーク、ナミビア、スリランカ、米国
名前はこの鉱物を発見したフランスの学者
M・E・デュモルチエにちなんでいる。
●ユークレイス
鉱物種:ユークレース
産地:ブラジル、DRコンゴ、ロシア、ジンバブエ、タンザニア、ザイール
ユークレイスは劈開性(へきかいせい:弱い部分が割れる性質)が非常に強く、
硬度が7以上でも欠けやすい鉱物。
そんな欠けやすい石なら、商売としてはやりにくいな。。。
これは使い勝手が悪い。。。
●ダンビュライト
鉱物種:ダンビュライト
産地:ミャンマー、日本、マダガスカル、メキシコ、ロシア
1830年に米国コネチカット州ダンブリーで発見。
ダンビュライトは劈開性がなく
ファセットカットに適している。
これは良いいね。もうちょっとカラーがあると良いけど。
日本でもとれるんだな。。ふむふむ。
市場相場
グリーントルマリン相場
バイカラートルマリン相場
パライバトルマリン相場
ガーネット買取相場
もうひとつ
なぜか、ガーネットの市場買取相場が
あまり出てこなかった。。。。
こんなに種類が多いのになぜ???
(めっちゃまとめるの大変だったのに)
まとめ
今回はトルマリンとガーネットについて学習。
ほとんどの石がそうだが、
非常にたくさんの種類があり
まとめるのが大変という印象。
でもこれだけ多いと
正確な分析も難しいだろうなと予想。
これを的確にまとめられたら
かなり良いと思う。
否定するわけではないが、
宝石図鑑は比べる数値が
バラバラであるため一覧で比較しにくい。。。
一覧であると非常によい。非常に。